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猫が茶色の液を吐いた!原因と緊急性の見分け方を専門視点で解説

猫が茶色の液を吐いた!原因と緊急性の見分け方を専門視点で解説

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愛猫が突然、茶色の液体やドロドロとしたものを吐き戻したとき、多くの飼い主さんは血の気が引くような不安を感じるはずです。

「どこかで出血しているのではないか」「重大な病気が隠れているのではないか」とパニックになってしまうこともあるでしょう。

猫にとって嘔吐は比較的よく見られる行為ではありますが、「茶色の嘔吐」には、単なる食べ過ぎから命に関わる重篤な疾患まで、さまざまな可能性が秘められています。

特に、色が濃い場合や何度も繰り返す場合は、一刻を争う事態であることも少なくありません。

この記事では、猫が茶色のものを吐く原因を科学的な視点で整理し、飼い主さんが目の前で起きている状況に対して、どのように判断し、行動すべきかを具体的に解説します。

愛猫の命を守るための冷静な判断材料として、ぜひ役立ててください。

 

猫が茶色の嘔吐物・液体を吐く主な5つの原因

猫が茶色の嘔吐物・液体を吐く主な5つの原因

猫が吐き出したものが茶色く見える理由は、大きく分けて5つのパターンがあります。何が原因で茶色くなっているのかを知ることは、その後の対処法を決める上で極めて重要です。

 

1. キャットフードの色(未消化・半消化)

最も多い原因は、食べてから時間が経過し、胃液と混ざってふやけたキャットフードそのものの色です。多くのドライフードは茶色系であるため、吐き戻した際に液体が茶色く染まります。

早食いをした直後や、食後に激しく動いた際に起こりやすく、この場合はフードの粒が残っていることが多いのが特徴です。吐いた後、猫がケロッとしていて食欲もあるなら、緊急性は低いと言えるでしょう。

 

2. 胃液や胆汁の色

空腹時間が長く続くと、胃液や胆汁が逆流して茶色や黄色、あるいはそれらが混ざった液体を吐くことがあります。本来、胆汁は黄色〜緑色をしていますが、胃の中にあるわずかな食べカスや古い分泌物と混ざることで、薄い茶色やオレンジに近い色に見えることがあります。

 

3. 古い出血(胃や十二指腸からの出血)

最も注意が必要なのが、消化管内での出血です。鮮血(赤い血)を吐く場合は食道や口腔内の傷が疑われますが、胃や十二指腸などの深い場所で出血が起こり、それが胃酸によって酸化されると、血液は赤から黒ずんだ茶色(コーヒー残渣様)へと変化します。

これが「茶色の液体」の正体である場合、潰瘍や腫瘍、あるいは重度の炎症が疑われるため、非常に高い緊急性を伴います。

 

4. 異物の誤飲

猫が紐や布、観葉植物、薬品などを誤って飲み込んだ際、胃粘膜が激しく刺激されて出血し、それが茶色の嘔吐物として出てくることがあります。また、飲み込んだ異物そのものの色が溶け出している可能性も否定できません。

 

5. 寄生虫や感染症

回虫などの寄生虫が大量に発生している場合や、ウイルス性の感染症によって胃腸炎を起こしている場合も、激しい嘔吐を伴います。炎症がひどくなれば粘膜からの出血が混じり、結果として茶色い吐しゃ物となります。

 

【緊急度別】今すぐ病院へ行くべきか、様子を見て良いかの判断基準

【緊急度別】今すぐ病院へ行くべきか、様子を見て良いかの判断基準

茶色の嘔吐を確認したとき、飼い主さんが最も迷うのが「今すぐ夜間救急へ行くべきか、明日の朝まで待って良いのか」という点です。以下の表に、判断の目安をまとめました。

猫の状態と嘔吐の様子を照らし合わせて確認してください。

 

緊急度 猫の状態 嘔吐の回数・内容 対応の目安
【高】緊急 ぐったりしている、意識が朦朧としている、呼吸が荒い、体温が低い 短時間に何度も吐く、色が非常に濃い(黒っぽい)、悪臭がする 直ちに動物病院を受診してください。 夜間であれば救急病院へ連絡を。
【中】注意 元気がない、食欲が落ちている、下痢を伴う 1日に2〜3回繰り返す、水も飲めない状態 当日中に受診することを強く推奨します。
【低】経過観察 元気があり、食欲もある。吐いた後は落ち着いている 1回きりで、その後は吐いていない。フードの粒が混じっている 24時間は食事の量を減らすなどして自宅で安静に様子を見ます。

 

この表はあくまで一般的な目安です。飼い主さんの直感で「いつもと違う、おかしい」と感じる場合は、迷わず獣医師に相談することが、最悪の事態を防ぐ鍵となります。

特に、高齢の猫や子猫の場合は体力が乏しいため、緊急度が「低」に見えても急激に悪化する恐れがあります。

 

「茶色の正体」を詳しく見分けるチェックポイント

「茶色の正体」を詳しく見分けるチェックポイント

吐しゃ物をよく観察することで、原因をさらに絞り込むことができます。抵抗があるかもしれませんが、愛猫の診断を助ける重要な情報源です。

 

液体か、固形物が混じっているか

  • サラサラした茶色の液体: 胃液や胆汁、あるいは少量の出血が混じった分泌物の可能性があります。空腹時間が長すぎないか確認してください。

  • ドロドロしてフードの粒がある: 食べたものの逆流です。早食いや、フードが体に合っていない可能性を考えます。

  • コーヒーカスのようなツブツブ: これは古い血液が酸化した典型的なサインです。胃潰瘍や腫瘍による出血の可能性が極めて高く、非常に危険な状態です。

 

臭いの確認

  • いつものキャットフードの臭い: 食べ物の逆流の可能性が高いでしょう。

  • 鉄臭い(血生臭い): どこかで出血が起きているサインです。

  • 便のような臭い: 腸閉塞(チョウヘイソク)を起こしている可能性があります。腸の内容物が逆流して口から出ている状態で、一刻を争う緊急事態です。

 

毛玉が混じっていないか

茶色の液体の中に、フェルト状の毛の塊が混じっていることがあります。これは「毛球症(もうきゅうしょう)」に関連する嘔吐です。毛玉が胃を刺激して吐き出す際、一緒に胃液(茶色く着色したもの)が出てくることがあります。

毛玉だけであれば自然な生理現象に近いですが、毛玉を吐き出せずに何度も茶色の液だけを吐いている場合は、毛玉が胃の出口を塞いでいる可能性があるため注意が必要です。

 

猫が吐いた後に飼い主が確認すべき5つの観察事項

猫が吐いた後に飼い主が確認すべき5つの観察事項

病院に電話をする際、あるいは受診した際に、獣医師は以下の情報を必ず確認します。正確に伝えることで、スムーズな診断と治療につながります。

 

1. 嘔吐の正確な回数とタイミング

「いつから」「何回」吐いたかは、脱水の危険性や病気の進行度を測る重要な指標です。例えば、「食事の30分後に1回」「明け方に3回連続で」といった具体的な情報が求められます。

 

2. 吐く時の様子

吐き出す前に「ウッ、ウッ」とお腹を波打たせて苦しそうにしていたか、それとも食べた直後にペロッと吐き出した(吐出:としゅつ)のかを伝えてください。これは、胃に問題があるのか、食道に問題があるのかを分けるヒントになります。

 

3. 食欲と元気の有無

「吐いたけれど、ご飯を食べたがるか」「おもちゃで遊ぶ元気があるか」は、全身状態を判断する上で最も重要なポイントの一つです。吐いた後に隅っこで丸まって動かない場合は、痛みを堪えているサインかもしれません。

 

4. 便の状態

嘔吐と同時に下痢をしていないか、逆にここ数日便が出ていないかを確認してください。嘔吐と下痢がセットで起こる場合は、重度の胃腸炎や中毒、感染症が強く疑われます。

 

5. 最後に食べたものと誤飲の可能性

新しいフードに変えたばかりではないか、また、家の中にあるはずの紐やビニール、観葉植物などがかじられた跡はないかをチェックしてください。「もしかしたら何か飲み込んだかも」という些細な疑いが、診断を劇的に早めることがあります。

 

病院を受診する際に準備しておくべきもの

病院を受診する際に準備しておくべきもの

「茶色のものを吐いた」と口頭で伝えるだけでは、色の濃淡や状態を正確に共有するのは困難です。可能であれば、以下の準備をして病院へ向かいましょう。

  • 吐しゃ物の写真(スマホで撮影): 色、量、内容物がはっきり分かるように、明るい場所で数枚撮影してください。

  • 現物の持参: ラップに包むか、清潔な容器に入れて持参するのがベストです。寄生虫や異物、血液の検査をその場で行える場合があります。

  • メモ: 前述の「5つの観察事項」を簡単に書き留めておくと、診察室で慌てずに済みます。

 

嘔吐を未然に防ぐための日常のケアと対策

嘔吐を未然に防ぐための日常のケアと対策

体質的に吐きやすい猫もいますが、日々のケアで「茶色の嘔吐」のリスクを減らすことは可能です。

 

食事の改善

  • 小分けにして与える: 一度の食事量が多いと胃に負担がかかります。回数を増やして1回量を減らすことで、逆流を防げます。

  • 自動給餌器の活用: 空腹時間が長くなると胆汁が逆流しやすいため、規則正しい食事時間を保つことが有効です。

  • 早食い防止食器: 一気に飲み込む癖がある猫には、凹凸のある食器を使ってゆっくり食べさせる工夫をしましょう。

 

ブラッシングの徹底

特に長毛種の猫や、毛代わりの時期には、毎日丁寧なブラッシングを行いましょう。胃に入る抜け毛の量を減らすことで、毛玉による刺激や胃腸の詰まりを予防できます。

 

室内環境の整理

猫が飲み込んでしまいそうな小さな小物、紐、輪ゴムなどは出しっぱなしにしないのが鉄則です。また、ユリ科の植物など猫にとって猛毒となる観葉植物は、家の中に置かないようにしましょう。

 

よくある質問

よくある質問

Q:茶色の液を吐いた後、すぐにご飯をあげてもいいですか?

A:いいえ、まずは胃腸を休ませるために数時間は絶食させるのが基本です。

吐いた直後に食べさせると、再び胃が刺激されて嘔吐を繰り返す原因になります。1〜2時間経っても追加の嘔吐がなく、落ち着いているようであれば、少量の水から与え始め、問題なければふやかしたフードなどを少量ずつ与えてください。ただし、何度も吐いている場合は自己判断で食べさせず、病院へ相談しましょう。

 

Q:空腹で茶色い液を吐くことはありますか?

A:はい、あります。

猫の胃が長時間空っぽの状態だと、胃酸や胆汁が胃粘膜を刺激して吐き戻してしまうことがあります。この場合、液体は黄色〜薄い茶色であることが多く、吐いた後は元気なのが一般的です。食事の間隔が空きすぎていないか見直し、寝る前に少量の夜食を与えるなどの対策で改善することがあります。

 

Q:ストレスで茶色の嘔吐をすることはありますか?

A:ストレスが原因で胃炎を起こし、結果として茶色の液を吐く可能性はあります。

引っ越し、新しいペットや家族が増えた、近所の工事の音など、猫は環境の変化に敏感です。ストレスによって胃粘膜が荒れ、わずかに出血すれば吐しゃ物は茶色くなります。ただし、ストレスと決めつけるのは危険です。まずは身体的な病気がないかを獣医師に確認してもらうことが先決です。

 

Q:老猫が茶色の液を吐くのは寿命が近いサインですか?

A:必ずしもそうではありませんが、重大な疾患のサインである可能性は高まります。

シニア期(7歳以上)の猫が茶色の液を吐く場合、腎不全や肝不全、甲状腺機能亢進症、あるいは消化器系の癌といった慢性疾患が背景にあるケースが増えます。これらは早期発見・早期治療によって長く穏やかに過ごせる病気も多いため、「年だから仕方ない」と放置せず、早めに健康診断を受けることをお勧めします。

 

まとめ

  • 猫が茶色のものを吐く原因は、フードの色、空腹(胆汁)、消化管からの出血、異物誤飲、病気など多岐にわたる。

  • コーヒーカスのような粒や、便のような臭いがする場合は、非常に緊急性が高いため直ちに病院へ。

  • 元気や食欲がなく、何度も繰り返す場合も要注意。

  • 診察には、吐しゃ物の写真や現物を持参すると正確な診断に役立つ。

  • 日頃から早食い防止やブラッシングを行い、胃腸の負担を減らすことが予防につながる。

愛猫が茶色の液体を吐くと、誰でも動揺してしまうものです。しかし、飼い主さんの冷静な観察と迅速な判断こそが、猫の健康を守る最大の武器になります。もし判断に迷うようなら、まずはかかりつけの動物病院に電話をし、状況を伝えることから始めてください。早期に対処すれば、それだけ猫の体の負担も軽く済み、安心した日常を早く取り戻すことができるはずです。