- 言うことを聞かない愛犬に腹が立ち、手を上げたり、感情に任せて声を荒げてしまうことありませんか?
もし自信をもって「NO」と答えられないなら、かなり危険です。
なぜなら、しつけができていないと虐待や飼育放棄などの深刻な問題に繋がるためです。実際、「言うことを聞かない」などの飼い主の身勝手な理由で、72,433頭のワンちゃんが飼育放棄され、中には、叩く、怒鳴りつけるなどの過激な「愛犬虐待」を受け続け保護されたワンちゃんもいます(2020年実績)。
しつけられていない愛犬との生活は、無駄吠え、噛み癖、トイレの粗相の掃除など、毎日頭を抱えて悩まされる…など、いいことは一つもありません。
ですが、正しいしつけができていればそんなストレスとおさらば!
"おりこうさん"な愛犬と毎日楽しく過ごせるようになります。
しつけは英語にすべきか日本語にすべきか悩みますよね。
飼い主が犬にしてほしいこと(指示・命令)の合図をコマンドと呼びますが、このコマンドには日本語と英語があります。
実は英語のコマンドの方がしつけやすいのですが、日本語と英語のどちらで統一するか決めずに使用しているとワンちゃんは混乱して何をすれば良いのか分からなくなってしまいます。
なぜなら、人によってコマンドの言い方やイントネーションが異なるとワンちゃんに指示が伝わりにくいからです。
盲導犬が英語のコマンドを使用しているのは広く知られていることですが、最近ではドッグトレーナーも英語のコマンドを使用していることが多いようです。
そこで今回、ペット飼育管理士である僕が、英語のコマンドがおすすめの理由と使い方について解説します。
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犬のしつけのコマンドは英語と日本語どちらが良いかわかる
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犬のしつけに必要な英語のコマンドは何があるのかわかる
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犬を英語のコマンドでしつける方法がわかる
この記事を読むと、ワンちゃんとの円滑なコミュニケーションが学べ、ワンちゃんとの信頼関係を築けます。
※目次の気になる場所をタップすれば、その場所から読めます。
もくじ
犬のしつけに英語のコマンドが良い理由
コマンドを使用するのに英語が良いと言われるには理由が3つあります。
- 動作を表す言葉の種類が少ない。
- 聞き間違いが少ない。
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日常生活との区別ができる。
それぞれについて日本語と比較しながら説明していきます。
動作を表す言葉の種類が少ない
犬のしつけに英語のコマンドが良い理由の1つ目は、動作を表す言葉の種類が少ないからです。
英語は日本語のように「すわれ」「すわって」などの動作を表す表現が少ないため、言い方やイントネーションの違いでの混乱を防げます。
たとえば、ワンちゃんに座ってほしいとき、英語では「Sit」で統一されていますが、日本語では「すわれ」「おすわり」「すわって」など様々な言い方があり、同じ言葉でもイントネーションが違っていたりします。
また、日本語は気分によって「すわっててね」などお願いのような言い方にもなります。
人によってコマンドの言い方やイントネーションが異なるとワンちゃんの混乱のもとになります。
日本語って言語表現が多いのが魅力だけどワンちゃんには困るよね。
聞き間違いが少ない
犬のしつけに英語のコマンドが良い理由の2つ目は、聞き間違いが少ないからです。
英語は日本語のように「待て」「見て」「聞け」などの似ているコマンド表現がないため、聞き間違いが少ないといわれます。
犬は言語を理解しているのではなく、音の種類を聞き分けて従っているため、似ている音が多いと間違った動作をすることに繋がります。
日常生活との区別ができる
犬のしつけに英語のコマンドが良い理由の3つ目は、日常生活との区別ができるからです。
英語のコマンドであれば会話や町中の音に混ざることなく、ワンちゃんへのコマンドであることが伝わります。
日本語のコマンドを使用していると、家の中での会話はもちろん、お散歩中などの他者との会話をワンちゃんが耳にしてそれを自分への支持・命令だと誤認してしまうリスクがあり、日常会話とコマンドとの区別が難しくなります。
わたしが「待っててね」と言われているのをワンちゃんが自分に言われていると勘違いしちゃうかもね。
“Wait”や”Stay”にしていたら大丈夫だね。
英語のコマンド一覧
英語のコマンドがワンちゃんにおすすめであったとしても、「英語は苦手…」と不安がありますよね。
しかし、英語のコマンドは短く簡単なものが多く、覚えるのは難しくありません。
よく使うコマンドを一覧にして紹介します。
基本のコマンド5選
1つ目は、日常生活でよく使われる基本のコマンドを5つ紹介します。
- おすわり(Sit/シット)
- ふせ(Down/ダウン、Lie/ライ)
- たて(Stand/スタンド、Stand up/スタンダップ)
- おて(Shake hand/シェイクハンド)
- おかわり(Other hand/アザーハンド)
遊びに使えるコマンド6選
2つ目は、ワンちゃんと公園や家で遊ぶときに使われるコマンドを6つ紹介します。
- もってこい(Fetch/フェチ)
- はなせ(Drop/ドロップ、Leave it/リーブイット)
- ハイタッチ(High Five/ハイファイブ)
- とべ(Up/アップ)
- おりて(Off/オフ)
- ちょうだい(Give/ギブ)
お散歩に使えるコマンド4選
3つ目は、お散歩中によく使われるコマンドを4つ紹介します。
- まて(Stay/ステイ、Wait/ウェイト)
- こい(Come/カム)
- とまれ(Stop/ストップ)
- そばについて(Heel/ヒール)
注意するときに使えるコマンド2選
4つ目は、ワンちゃんがイタズラなど悪いことをしたときに使われるコマンドを2つ紹介します。
- だめ(No/ノー)
- しずかに(Be quiet/ビークアイエット、Quiet/クアイエット)
褒めるときに使うコマンド2選
5つ目は、ワンちゃんを褒めるときによく使われるコマンドを2つ紹介します。
- よし(Good/グッド)
- よいこ(Good boy/グッボーイ)
聞いたことのある英語の単語が多いね。
いきなり英語を使うなんて不安だったけどこれくらいなら出来そう!
コマンドを使ったしつけの方法
コマンドを使用したしつけには効果的な方法がありますが、間違って行ってしまうとワンちゃんに混乱を招きます。
コマンドと一緒に使うと効果的な方法は以下の2つです。
- ジェスチャーを使用すること
- しっかり褒めること
それぞれについて理由を説明していきます。
ジェスチャーを使用すること
1つ目は、ジェスチャーを使用することです。
犬は音の種類を聞き分けて指示を判断していると説明しましたが、コマンドに関連付けたジェスチャーを加えるとさらに効果的なしつけを行えます。
注意点としては、必ず犬がジェスチャーを見ていることを確認してから行うことと、家族間でジェスチャーを統一させることが大切です。
Down(ふせ)と言いながら手を下にさげるとわかりやすいね。
しっかり褒めること
2つ目は、しっかり褒めることです。
ワンちゃんがコマンドに従ったらすぐに褒めることが大切です。褒めることでワンちゃんに「今の動作であってるよ!」と伝えているため、必ずワンちゃんがコマンドに従った場合は褒めましょう。
また、ワンちゃんがコマンドに反応してすぐに褒めるのでなく、必ず動作を完了させてから褒めることが大切です。
成功したらおやつをあげるのも効果的だよね。
おやつは1回分を少量にしてたくさんあげると食べ過ぎなくて良いね。
コマンドのしつけがうまくいかない場合はしつけグッズの活用もあり
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まとめ
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英語は動作を表す言葉の種類が少なく、音が似ているコマンドが少ないため、ワンちゃんの誤認を防ぐことができる。
-
英語のコマンドを使うことで、日常の会話や音に混ざることがなく、ワンちゃんへコマンドが伝わりやすい。
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コマンドを教えるときにジェスチャーを加えることで、効果的なしつけを行うことができるが、ワンちゃんがジェスチャーを見ていることを確認してから教える。
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ワンちゃんがコマンドに従い、動作が完了したらすぐに褒めること。
-
コマンドに従ったらおやつをあげると効果的で、1回分を少量にしてたくさんあげると食べ過ぎ予防になる。
- コマンドのしつけがうまくいかない場合はしつけグッズの活用もあり
コマンドは飼い主が犬にしてほしいこと(指示・命令)の合図ですが、意思を伝え、受け取ってもらうという点ではコミュニケーションをとっていることになります。
コマンドのトレーニングを繰り返していくことで、ワンちゃんとの信頼関係が深まり、ワンちゃんとの楽しい生活がさらに向上します。
コマンドで使われる英語は簡単な単語が多いため、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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