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犬の赤ちゃん育て方完全ガイド!食事・しつけ・準備まで徹底解説

犬の赤ちゃん育て方完全ガイド!食事・しつけ・準備まで徹底解説

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初めて犬の赤ちゃん(子犬)を迎えるあなたへ。

愛くるしい姿に胸が躍る一方で、「ご飯の量は?」「トイレを覚えない」「夜泣きが止まらない」など、育児の不安は尽きません。

子犬の成長は驚くほど早く、特に生後6ヶ月までの過ごし方が、その後の15年を決めると言っても過言ではありません。

この記事では、子犬の迎え入れ準備から月齢別の育て方、しつけのコツまで、失敗しないための全知識を網羅しました。

 

もくじ

犬の赤ちゃん(子犬)の成長ロードマップ【月齢別早見表】

犬の赤ちゃん(子犬)の成長ロードマップ【月齢別早見表】

子犬の成長スピードは人間の何倍も速く、それぞれの時期に「やるべきこと」が決まっています。

まずは、子犬が成犬になるまでの大まかな流れを把握しましょう。特に重要なのは、家に迎え入れてからの最初の数ヶ月間です。

 

月齢 成長ステージ 主な特徴とやるべきこと
生後0〜2ヶ月 授乳・離乳期 母犬や兄弟と過ごし、犬社会のルールを学ぶ時期。ブリーダーやペットショップで過ごします。
生後2〜3ヶ月 社会化期(前期) お迎えの適齢期。好奇心が旺盛。トイレトレーニング、クレート練習、ワクチン接種を開始します。
生後3〜4ヶ月 社会化期(後期) 警戒心が芽生え始める。甘噛みが増える。「抱っこ散歩」で外の世界に慣れさせる最重要期。
生後4〜6ヶ月 若年期 永久歯への生え変わり。ワクチン完了後にお散歩デビュー。反抗期のような態度が出始めることも。
生後6ヶ月〜 性成熟期 体の成長が落ち着く(小型犬)。避妊・去勢手術の検討時期。成犬用フードへの切り替え準備。

この時期を逃すと、後からのリカバリーが難しくなることもあります。

特に「社会化期(生後3〜4ヶ月まで)」に、どれだけ多くの「音・人・環境」にポジティブに触れさせられるかが、将来の性格(怖がりにならないか、無駄吠えしないか)を大きく左右します。

 

【準備編】子犬を迎える前に揃える「必須アイテム」と「環境づくり」

【準備編】子犬を迎える前に揃える「必須アイテム」と「環境づくり」

子犬が家に来たその日から、快適で安全に過ごせるよう、事前の準備は完璧にしておきましょう。

「後で買えばいいや」と思っていると、トイレの失敗や誤飲事故につながりかねません。

 

絶対に必要なもの・あると便利なものリスト

まずは、最低限揃えておくべきアイテムをチェックしてください。

■ 必須アイテム(お迎え当日までに用意)

  • サークル・ケージ:子犬の「自分のお部屋」であり、安全地帯です。屋根付きが脱走防止におすすめ。

  • トイレトレー&ペットシーツ:トイレトレーニングの必需品。いたずら防止のメッシュ付きトレーが便利です。

  • ドッグフード:今まで食べていたものと同じ銘柄を用意(急に変えると下痢をします)。

  • 食器・給水器:割れにくいステンレスや陶器製。給水器はサークルに取り付けるノズルタイプが衛生的。

  • ベッド・毛布:安心して眠れる場所。季節に合わせた素材を選びましょう。

 

■ あると便利なもの・後で買い足すもの

  • クレート(キャリー):移動や寝床、災害時の避難に必須。早めに慣れさせましょう。

  • おもちゃ:甘噛み対策のロープや、知育玩具など。

  • 消臭スプレー:トイレを失敗した時の掃除用(ペット専用のものを推奨)。

  • グルーミング用品:ブラシ、爪切り、犬用シャンプーなど。

 

誤飲・事故を防ぐ「安全な部屋づくり」のポイント

人間の赤ちゃんと同じように、子犬は何でも口に入れます。

床にあるものは全て「おもちゃ」だと思ってください。

子犬の目線(床から10〜20cm)で部屋を見渡し、以下の対策を徹底しましょう。

  • 電気コード:噛んで感電する危険があります。配線カバーで覆うか、家具の裏に隠します。

  • 観葉植物:犬にとって有毒な植物(ユリ科など)は置かないか、届かない場所に移動します。

  • 小さな物:アクセサリー、薬、クリップ、子供のおもちゃなどは誤飲の定番。床には絶対に置かないでください。

  • 滑る床:フローリングは関節を痛めます。カーペットやジョイントマットを敷いて対策を。

「片付けておけばよかった」と後悔しないためにも、過保護なくらいの対策が必要です。

 

【生後2〜3ヶ月】迎え入れ直後の「黄金の1週間」の過ごし方

【生後2〜3ヶ月】迎え入れ直後の「黄金の1週間」の過ごし方

念願の子犬がお家に来ました!

しかし、ここでの接し方を間違えると、子犬は体調を崩したり、分離不安になったりします。

最初の1週間は、「しつけ」よりも「安心」を優先してください。

 

初日は「構いすぎない」が鉄則!ストレスを減らす接し方

可愛すぎてずっと抱っこしたり、家族全員で囲んで遊んだりしたくなりますが、これはNGです。

子犬にとって、環境の変化は強烈なストレスです。

移動の疲れもあり、免疫力も下がっています。

初日の過ごし方の正解:

  1. 家に着いたら、まずはトイレへ誘導する。

  2. サークルに入れて、水と少しのご飯を与える。

  3. あとは「そっとしておく」。

  4. 静かな環境でたっぷりと寝かせる。

「遊びたい欲求」をグッと我慢し、子犬が新しい場所に慣れるまで見守ることが、飼い主の最初の仕事です。

 

1日のスケジュール例と睡眠時間の確保(18時間以上)

子犬は寝るのが仕事です。

成犬と同じ感覚で長時間遊ばせてはいけません。

生後2〜3ヶ月の子犬に必要な睡眠時間は、1日18〜20時間と言われています。

起きている時間は、わずか4〜6時間しかありません。

 

理想的なスケジュールの例:

  • 7:00 起床・すぐにトイレ・朝ごはん

  • 7:30 軽い遊び(5〜10分)・トイレ

  • 8:00〜12:00 お昼寝(サークル・クレート内)

  • 12:00 起床・トイレ・昼ごはん

  • 12:30 軽い遊び・トイレ

  • 13:00〜17:00 お昼寝

  • 17:00 起床・トイレ・夜ごはん

  • 18:00 お昼寝

  • 20:00 起床・軽い遊び・ケア練習

  • 22:00 就寝(朝までぐっすり)

ポイントは、遊んだ後は必ずサークルに戻して休ませること(強制休憩)。

自ら休憩を取るのが苦手な子犬も多いため、飼い主がリズムを作ってあげましょう。

睡眠不足は、免疫力の低下だけでなく、「噛みつき」や「興奮」といった問題行動の原因にもなります。

 

【食事編】子犬のドッグフードの量・回数・ふやかし方

【食事編】子犬のドッグフードの量・回数・ふやかし方

子犬の体を作るのは食事です。

成長期に適した栄養摂取ができているかが、将来の健康を左右します。

 

月齢ごとの給餌回数とドライフードへの切り替え時期

子犬は胃が小さく、消化機能も未熟です。

一度にたくさん食べられないため、1日分の量を数回に分けて与えます。

 

月齢 1日の食事回数 フードの状態
生後2〜3ヶ月 3〜4回 ぬるま湯でふやかして柔らかくする
生後3〜4ヶ月 3回 徐々に硬さを残し、ドライフードへ移行
生後4〜6ヶ月 2〜3回 完全なドライフード(カリカリ)
生後6ヶ月以降 2回 ドライフード

■ フードの切り替え(ふやかし卒業)

生後3ヶ月頃から、少しずつふやかす時間を短くし、芯を残していきます。

1〜2週間かけて徐々に硬いフードの割合を増やし、完全にドライフードへ切り替えます。

急に硬くすると消化不良を起こすので、ウンチの様子を見ながら慎重に進めてください。

 

「足りてる?」を見極める体重管理とウンチのチェック方法

パッケージの表示量はあくまで目安です。

個体差が大きいため、「ウンチの硬さ」と「体型」を見て量を調整します。

  • ウンチが硬い・コロコロ → 量が足りない可能性(少し増やす)

  • ウンチが柔らかい・掴めない → 量が多すぎる可能性(少し減らす)

  • ちょうど良いウンチ → ティッシュで掴んでも跡がつかない程度の硬さ(適正量)

また、肋骨に触れてみて、皮下脂肪の付き具合も確認します。

背骨や肋骨がゴツゴツ触れるなら痩せすぎ、全く触れないなら太りすぎです。

子犬期は「太らせすぎ」よりも「栄養不足」のリスクの方が高い時期です。

しっかり食べて、しっかり出すサイクルを作りましょう。

 

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【しつけ編】失敗しないトイレ・甘噛み・夜泣き対策

【しつけ編】失敗しないトイレ・甘噛み・夜泣き対策

多くの飼い主さんが頭を抱える「3大悩み」への具体的な対処法です。

しつけの基本は「叱るよりも、成功させて褒める」ことです。

 

トイレトレーニングは「囲い込み」と「タイミング」が命

トイレを失敗するのは、犬のせいではなく環境のせいです。

広い部屋にポツンとトイレを置いても、子犬はどこでしたら良いか分かりません。

成功への3ステップ:

  1. 物理的に制限する

    最初はサークル内や狭いスペースで生活させ、そこをトイレシーツで敷き詰めるくらいの状態から始めます。「どこでしても正解」という状況を作り、徐々にシーツの面積を減らしていきます。

  2. タイミングを見極める

    子犬が排泄するタイミングは決まっています。

    • 寝起き

    • 食後

    • 遊んだ直後

      このタイミングで必ずトイレトレーに誘導し、「ワンツー」などの声をかけます。

  3. 成功したら大げさに褒める

    排泄できた瞬間に、おやつをあげて全力で褒めます。「ここですると良いことがある!」と刷り込みます。

絶対にやってはいけないこと:

失敗した時に怒ること。

「排泄すること自体が悪いこと」と勘違いし、隠れてするようになってしまいます。

失敗したら、無言で速やかに片付けてください。

 

甘噛みは「痛い!」の合図と無視でコントロールする

子犬の甘噛みは遊びの延長や、歯の生え変わりのムズムズが原因です。

しかし、許容していると成犬になっても噛み癖が残ります。

対処法:

  • 「痛い!」と短く叫ぶ

    歯が当たったら、演技でも良いので「痛い!」と大きな声を出し、遊びを中断します。

  • 無視する(部屋を出る)

    「噛んだら楽しい遊びが終わる」ことを教えます。背中を向けて無視するか、数十秒部屋から出ていきます。

  • 噛んでいいおもちゃを与える

    「噛むな」と禁止するだけでなく、「これなら噛んでいいよ」とおもちゃを与えて欲求を満たしてあげます。

手や足をヒラヒラさせて遊ぶのは「獲物」に見立てているのと同じなので、絶対にやめましょう。

 

夜泣きへの対応は「要求」か「不安」かを見極める

お迎えして数日は、寂しさから夜泣きをすることがあります。

しかし、対応を間違えると「泣けば来てくれる」と学習してしまいます。

  • トイレや体調不良の場合:静かに対応し、終わったらすぐに寝かせます。

  • 「寂しい」「遊んで」の要求泣き:心を鬼にして無視します。

    ここで声をかけたり、見に行ったりすると、夜泣きは悪化します。

不安を和らげる対策:

  • クレートに布をかけて暗くする。

  • 時計の秒針の音や、ラジオを小さく流しておく。

  • 母犬の匂いがついたタオルを入れる。

  • 日中にしっかり運動させて疲れさせる。

 

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【健康・社会化編】ワクチン接種と散歩デビューのタイミング

【健康・社会化編】ワクチン接種と散歩デビューのタイミング

子犬の健康を守るワクチンと、心の健康を守る社会化はセットで考えましょう。

 

混合ワクチンと狂犬病注射のスケジュール

子犬は母犬からもらった免疫(移行抗体)が切れる時期に、ワクチンで自分の免疫を作る必要があります。

一般的には「混合ワクチンを3回」接種します。

 

回数 時期 目的
1回目 生後6〜8週頃 ブリーダー元で接種済みのことが多い
2回目 生後9〜11週頃 1回目から3〜4週間後
3回目 生後12〜14週頃 2回目から3〜4週間後
狂犬病 生後91日以降 義務。混合ワクチン終了後に接種

※動物病院やワクチンの種類によってスケジュールは異なります。必ず獣医師の指示に従ってください。

重要:

お散歩デビュー(地面を歩かせること)は、「最後のワクチン接種から2週間後」が目安です。

それまでは感染症のリスクがあるため、地面には降ろさないでください。

 

ワクチン完了前の「抱っこ散歩」で社会性を育てる

「ワクチンが終わるまで外に出さない」というのは、感染症対策としては正解ですが、しつけの観点では大きな損失です。

生後4ヶ月頃までの「社会化期」に外の世界を知らないと、極度の怖がりになったり、他の犬や人に吠えたりするようになるリスクが高まります。

解決策は「抱っこ散歩(カート散歩)」です。

  • 地面には降ろさず、抱っこやスリングに入れて外を歩く。

  • 車の音、工事の音、子供の声、風の匂いなどを体験させる。

  • 優しそうな人に「おやつ」をあげてもらう(人に慣れさせる)。

1日5分〜10分で構いません。

「外の世界は怖くない、楽しい場所だ」と教えることが、将来のお散歩をスムーズにします。

 

こんな時は動物病院へ!子犬に多いトラブルと危険信号

こんな時は動物病院へ!子犬に多いトラブルと危険信号

子犬は体調が急変しやすい生き物です。

「様子を見よう」と待っている間に悪化することもあります。

以下の症状が見られたら、すぐに動物病院を受診してください。

 

  • 下痢・嘔吐が続く:子犬の脱水症状は命に関わります。特に血便や、元気がない場合は緊急性が高いです。

  • 食欲がない:1食抜くだけでも低血糖を起こすことがあります。ぐったりしているなら、砂糖水やガムシロップを舐めさせてすぐ病院へ。

  • 誤飲した:おもちゃの欠片などを飲み込んだ場合、詰まると開腹手術が必要になります。

  • 咳・鼻水・目やに:ケンネルコフ(風邪のような感染症)の可能性があります。

夜間救急病院の電話番号と場所は、事前に必ず調べておきましょう。

 

よくある質問(FAQ)

よくある質問(FAQ)

子犬のシャンプーはいつからできますか?

2回目のワクチン接種が終わってからが目安です。

それまでは、お湯で濡らしたタオルで拭くか、ドライシャンプーなどで対応しましょう。子犬は体温調節が苦手なので、シャンプー後はすぐに乾かし、冷えないように注意してください。

お留守番はいつから、どのくらいの時間できますか?

家に来て1〜2週間後、環境に慣れてから少しずつ練習します。

最初は5分〜10分程度から始め、徐々に時間を延ばします。生後3ヶ月頃まではトイレの間隔が短いため、3〜4時間以上の留守番は難しい場合が多いです。長時間の留守番が必要な場合は、ペットシッターなどの利用も検討しましょう。

子犬が食糞をしてしまいます。どうすればいいですか?

子犬にはよくある行動で、消化不良や退屈、注目されたい心理などが原因です。

まずはフードの量を適正か確認し、消化の良いものに変えてみましょう。排泄したらすぐに片付けることが最も確実な対策です。騒ぐと「喜んでくれている」と勘違いするので、淡々と片付けてください。

遊びの中で唸ったり興奮しすぎたりします。大丈夫?

遊びに夢中になって唸るのは正常ですが、興奮しすぎはコントロールが必要です。

唸りながら激しく噛み付いてくる場合は、一度「おしまい」にしてクールダウンさせましょう。興奮を自分で鎮める練習(落ち着いたら再開する)を取り入れると、自制心が育ちます。

先住犬がいる場合の対面方法は?

いきなり同じ部屋で自由にさせるのはNGです。

最初はサークル越しに対面させ、お互いの匂いや存在に慣れさせます。

先住犬のストレスを最小限にするため、常に先住犬を優先(先にご飯をあげる、先に声をかける)し、焦らず距離を縮めていきましょう。

 

まとめ

犬の赤ちゃん(子犬)を育てることは、大変な労力を伴いますが、それ以上の喜びと感動を与えてくれます。

子犬育ての重要ポイント:

  • 準備:安全な環境とグッズを事前に揃える。

  • 睡眠:1日18時間以上、しっかり寝かせる。

  • 食事:月齢に合った回数と硬さで、栄養不足を防ぐ。

  • しつけ:トイレも甘噛みも、叱らずに「環境」と「褒め」で教える。

  • 社会化:ワクチン前でも「抱っこ散歩」で世界を見せる。

完璧な飼い主を目指す必要はありません。

子犬もあなたも、一緒に成長していく「初心者マーク」同士です。

焦らず、日々の小さな成長を楽しみながら、愛犬との信頼関係を築いていってください。