東京のシンボルである東京スカイツリー。観光シーズンや休日ともなれば、当日券を求める人でチケットカウンターには1時間以上の長い行列ができることも珍しくありません。
「せっかく来たのに、並ぶだけで疲れ果ててしまった」という失敗談は後を絶ちませんが、実は少しの知識と準備があるだけで、その行列を完全に回避して入場できる裏ワザが存在します。
当日券をただ漫然と窓口で買おうとするのは、貴重な観光時間をドブに捨てるようなものです。スマートに、そして確実に入場するための具体的な手順を解説していきます。
もくじ
スカイツリーの当日券は「そのまま窓口」だと大損する理由
スカイツリーのチケット購入において、最も避けるべきなのが「4階のチケットカウンターに直接並ぶこと」です。
なぜなら、当日券の販売窓口は常に混雑しており、特に週末や連休、春休み・夏休みなどの繁忙期には整理券が配布されるほどの混雑になるからです。
窓口で並ぶことには、以下のような明確なデメリットがあります。
「当日券」という名称ではありますが、実際には窓口に行かなくても当日に購入できる手段が他にあります。
その方法を知っているかいないかで、スカイツリー観光の満足度は劇的に変わります。
【裏ワザ1】並んでいる間にスマホで「日時指定券」を確保する
もしあなたが今、スカイツリーのふもとに到着し、あまりの行列に絶望しているなら、この方法が最も即効性のある解決策です。
窓口の列に並ぶのではなく、その場でスマートフォンを取り出し、スカイツリー公式サイトのオンライン購入ページにアクセスしてください。
実は、公式サイトで販売されている「日時指定券」は、空き枠さえあれば当日の入場直前まで購入が可能です。
オンライン当日購入のメリット
窓口の列を横目に、スマートフォンで数分操作するだけでチケットが手に入ります。
購入後はQRコードが発行されるため、当日券の長い列をスルーして、専用の引き換え端末(自動券売機)や入場ゲートへ直行することができます。
当日券とオンライン予約(当日購入)の比較を以下の表にまとめました。
| 項目 | 窓口で購入(当日券) | オンラインで当日購入(日時指定) |
| 待ち時間 | 30分〜120分以上 | ほぼゼロ(即時発行) |
| 購入場所 | 4階チケットカウンター | どこでも(スマホ・PC) |
| 入場までの流れ | 行列に並び、紙のチケットを購入 | QRコードでスマート入場 |
| 確実性 | 整理券配布で数時間待ちの可能性あり | 空き枠があれば即確定 |
「窓口に並ぶ=時間を買う」のではなく「スマホで予約=時間を守る」という意識を持つだけで、足の疲れやストレスは大幅に軽減されます。
ただし、オンライン購入にはクレジットカードやPayPayなどのキャッシュレス決済が必要になる点だけ注意してください。
【裏ワザ2】セット券・レストラン予約を活用した優先入場ルート
「せっかくスカイツリーに行くなら、最高の体験をしたい」と考えている方に最適な裏ワザが、地上345メートルにある「展望レストラン 634(musashi)」の予約、または周辺施設とのセット券を活用する方法です。
レストラン「634」予約者の特権
スカイツリー内にある高級レストラン「634」を予約している場合、レストラン専用の受付カウンターを利用できます。
一般の当日券購入者とは全く別のルートで地上345メートルまで一気に上がることができるため、混雑とは無縁のVIP体験が可能です。
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メリット:一般の列を完全にスキップできる。絶景を見ながら食事ができる。
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注意点:ランチ・ディナーともに事前予約が必須。料金はそれなりにかかる。
すみだ水族館・プラネタリウムとのセット券
ソラマチ内にある「すみだ水族館」や「コニカミノルタプラネタリウム天空」を併せて楽しむ予定なら、セット券を事前に外部予約サイトで購入しておくのが定石です。
セット券保持者は専用の引き換え窓口が用意されていることが多く、通常の当日券購入列よりもスムーズに手続きが進みます。
「単体でチケットを買う」という思考を捨て、施設全体の利用プランを組むことが、結果として最も効率的な入場ルートを確保することに繋がります。
【裏ワザ3】セブンイレブン・外部予約サイトの在庫をフル活用
公式サイトのオンライン枠が埋まっている場合でも、諦めるのはまだ早いです。
セブンイレブンのマルチコピー機や、Klook(クルック)、KKday、アソビューといった外部予約サイトには、公式サイトとは別の在庫枠が割り当てられている場合があります。
外部サイトを利用するメリット
- 独自の割引ポイントがつく:楽天トラベル観光体験やKlookなどはポイント還元がある。
- 公式が満席でも空いている場合がある:在庫管理のタイミングにより、外部サイトにのみ残席があるケースも。
- 即時発行のQRコード:購入後すぐにメールでQRコードが届くため、窓口に並ぶ必要がない。
特に、KlookやKKdayは海外観光客向けの在庫を豊富に持っていることがあり、日本の大型連休中などでも「なぜかここだけ予約できた」という現象が起こりやすい傾向にあります。
公式サイトで「当日分は終了しました」という表示が出ても、これらのサイトをチェックする価値は十分にあります。
待ち時間を最小限に!混雑を回避する「最強のスケジュール」
裏ワザを使ってチケットを確保したとしても、展望台内での移動やエレベーター待ちが発生することは避けられません。
さらに快適に過ごすためには、「訪れる時間帯」を徹底的に意識しましょう。
スカイツリーには、一日のうちで確実に空いているゴールデンタイムが存在します。
1. 平日のオープン直後(8:00〜9:30)
最もおすすめなのが、朝一番の枠です。多くの観光客が動き出す10時過ぎまでは、展望台内も非常に静かです。
澄んだ空気の中で富士山が見える確率も高く、写真撮影にも最適です。
2. 日没後の20時以降
夜景を目的に来る人は多いですが、ディナータイムが終わる20時を過ぎると、団体客や家族連れが帰り始めるため、館内は一気に空いてきます。
閉館前の1時間は、最も落ち着いて東京の夜景を独占できる穴場時間と言えます。
逆に、「夕暮れ時(マジックアワー)」は1日で最も混雑する時間帯です。
昼景と夜景の両方が楽しめるため人気ですが、エレベーター待ちで30分以上かかることもあるため、この時間を狙うなら少なくとも入場の1時間前には手続きを終えておく必要があります。
スカイツリーのチケット料金を少しでも安くする割引術
当日券は「当日料金(休日・平日)」が適用されますが、これを「前売り料金」で手に入れるだけでも、1人あたり数百円の節約になります。
家族4人で訪れれば、それだけでランチ1人分程度の差が生まれます。
以下の表で、主要な割引・優待制度を確認しておきましょう。
| 割引・優待の種類 | 内容 | 利用条件 |
| セブンチケット(前売り) | 最大400円〜700円程度の割引 | 予定日の前日までにセブンイレブンで購入 |
| 公式オンライン予約 | 前売り価格で購入可能 | 決済完了後、QRコードを提示 |
| 東武カード優待 | 展望台入場料が10%割引 | 当日券購入時に東武カードで決済 |
| EPOSカード優待 | 期間限定で優待キャンペーンあり | 会員サイトのクーポン等を要確認 |
最も確実で簡単な節約術は「前日までにオンラインで予約すること」ですが、当日であっても「公式サイトでの当日予約」は窓口価格より安くなることはありませんが、「待ち時間というコスト」を大幅に削減できるため、実質的なメリットは計り知れません。
よくある質問
スカイツリーの当日券や入場に関して、よく寄せられる疑問をまとめました。
Q:当日券が売り切れることはありますか?
A:はい、あります。 特に強風によるエレベーターの運転見合わせ後の再開時や、超繁忙期の土日などは、当日券の販売が完全にストップすることがあります。公式サイトの「本日の運営状況」を事前にチェックすることをお勧めします。また、窓口で「90分待ち」と表示されている場合、その日の販売予定枚数が終了間近であることを示唆しているケースも多いです。
Q:雨の日でも当日券を買う価値はありますか?
A:視界状況をライブカメラで確認してから判断してください。 スカイツリーの4階入口付近には、展望台からの視界を映すモニターがあります。雲の中に入ってしまうと、真っ白で何も見えないということも珍しくありません。ただし、雨の日限定の演出や、空いている展望台をゆっくり散歩する、あるいは「ガラス床」のスリルだけを味わうという目的であれば、あえて空いている雨の日を狙うのも一つの手です。
Q:クレジットカード優待はありますか?
A:東武カードが最も強力です。 東京スカイツリーは東武グループが運営しているため、東武カードでの決済により入場料金が割引になります。その他、エポスカードやdポイント、ベネフィット・ステーションなどの福利厚生サービスで期間限定の優待が出ることもありますが、当日その場で利用できるものは限られているため、事前にクーポンを取得しておく必要があります。
まとめ
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当日券の窓口に直接並ぶのは、時間と体力の無駄
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行列を見たら、その場でスマホから「公式オンライン当日予約」を行うのが最強の裏ワザ
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レストラン予約やセット券を組み合わせれば、優先ルートで入場できる
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外部予約サイト(Klook/KKday/アソビュー)の在庫も必ずチェックする
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朝イチか20時以降を狙うことで、館内の混雑も回避できる
東京スカイツリーは、その高さゆえに混雑の影響を非常に受けやすい観光スポットです。
しかし、「窓口に並ばない」という一点を徹底するだけで、あなたの東京観光は驚くほどスムーズになります。
今回ご紹介した裏ワザを駆使して、並ぶストレスから解放された最高の空中散歩を楽しんでください。スマートな予約こそが、スカイツリーを120%楽しむための最大の秘訣です。





























1時間以上の待ち時間が発生する(混雑時は120分待ちも)
希望する時間帯の入場枠が埋まってしまう
前売り券よりも料金が高く設定されている
整理券を受け取った後、指定時間まで数時間待機する必要がある