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猫の描き方完全攻略!初心者でもリアル・可愛く描けるプロの骨格理論と実践手順

猫の描き方完全攻略!初心者でもリアル・可愛く描けるプロの骨格理論と実践手順

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猫という動物は、そのしなやかな動きと愛くるしいフォルムから、多くの絵描きにとって憧れのモチーフです。しかし、いざ白い紙に向かってみると

 

「なんだか犬のようになってしまう」

「足の関節がどう曲がっているのか分からない」

「顔のバランスが取れない」

 

といった悩みに直面することも少なくありません。

猫を猫らしく描くためには、表面的な輪郭をなぞるだけでは不十分です。その下にある骨格の仕組みや、猫特有のパーツ配置のルールを理解することが、上達への最短ルートとなります。

この記事では、初心者の方でも今日から実践できる「3つの円」を使ったアタリの取り方から、プロが意識している関節の構造、リアルとデフォルメの描き分けまで、猫の描き方のすべてを徹底的に解説します。

この記事を読み終える頃には、あなたの描く猫が見違えるほど「生き生き」とした表情を見せ始めるはずです。

 

猫を描く前に知るべき「猫の正体」と基本構造

猫を描く前に知るべき「猫の正体」と基本構造

猫を描く際、まず意識すべきは、猫が「非常に柔軟で、皮膚のゆとりが多い動物である」という点です。巷では「猫は液体」と称されることもありますが、これは単なるジョークではなく、作画においても極めて重要な視点となります。

猫の骨格は人間や犬とは大きく異なる特徴を持っています。特に鎖骨が退化して浮いている状態にあるため、肩周りの可動域が驚くほど広いのが特徴です。この構造を理解していないと、前足を動かしたときの自然な肩の盛り上がりや、狭い場所を通り抜ける時のスリムなシルエットを描き出すことができません。

また、猫は「指行性(しこうせい)」という、常につま先立ちで歩くスタイルをとっています。私たちが普段「足首」だと思っている部分は、実は「かかと」が高い位置にある状態なのです。この接地スタイルの違いを正しく捉えることが、猫らしいしなやかな足取りを表現する鍵となります。

 

【部位別】失敗しない猫の顔の描き方|黄金比とパーツ配置

【部位別】失敗しない猫の顔の描き方|黄金比とパーツ配置

猫の顔を描くとき、多くの人が陥る罠が「パーツを中央に寄せすぎる」あるいは「犬のように鼻先を長くしてしまう」ことです。猫の顔には、猫ならではの黄金比が存在します。

まず、顔のベースは完全な円ではなく、少し横に広い楕円をイメージしてください。この楕円の中に十字のガイドラインを引くことから始めます。

 

目の配置と形のコツ

猫の目は、顔の十字線の横ライン上に配置します。ポイントは、両目の間にもう一つ目が入るくらいの幅を空けることです。目が寄りすぎると別の動物に見えてしまい、離れすぎると違和感が生じます。

目の形は「アーモンド型」を意識しましょう。目頭を少し下げ、目尻をわずかに上げることで、猫特有の鋭さと優雅さが生まれます。瞳孔の形(細い線状か、丸い満月状か)によって、明るさや感情を表現できるのも猫の目の面白いところです。

 

マズル(鼻口部)と耳のバランス

猫の鼻は、顔の縦ライン上の非常に低い位置にあります。逆三角形に近い小さな鼻を描き、その下から「ω」の形をしたひげ袋(マズル)を繋げます。このマズルは、顔全体の大きさに比べて小さめにまとめるのが、可愛く、そして猫らしく見せるコツです。

耳については、頭のてっぺんに置くのではなく、頭のカーブの斜め上に配置します。形は正三角形に近い二等辺三角形で、付け根を広く取ることが重要です。耳の向きは感情によって大きく動くため、正面を向いているときは少し外側へ開くように描くと自然です。

 

【全身編】3つの円(アタリ)で捉える猫の基本シルエット

【全身編】3つの円(アタリ)で捉える猫の基本シルエット

猫の全身を描くとき、いきなり細部から描き始めてはいけません。全体のバランスを崩さないために、まずは「アタリ」と呼ばれる単純な図形で全体のボリュームを把握しましょう。

最も効率的なのは、「頭・胸・腰」を3つの円で描く方法です。この3つの円のサイズと位置関係をマスターするだけで、あらゆるポーズに応用が可能になります。

 

パーツ 図形のイメージ 特徴と注意点
小さな正円 全身の中で最も小さい円。
胸(前部) 縦長の楕円 肩甲骨を含む、最もボリュームがある部分。
腰(後部) 横長の楕円 胸よりは少し小さめ。後ろ足の起点となる。

 

この3つの円を、背骨をイメージした滑らかな曲線で繋いでみてください。このとき、背中側のラインは直線ではなく、S字のようなしなやかなカーブを描くのが猫らしさを出すポイントです。

お腹側のラインについては、少し皮膚が垂れ下がったようなゆとりを持たせると、よりリアルな猫の質感が表現できます。この腹部のたるみは「プライモーディアルポーチ」と呼ばれ、猫の柔軟な動きを支える大切な要素です。

 

最大の難所!猫の「前足・後ろ足」の関節構造を完全マスター

最大の難所!猫の「前足・後ろ足」の関節構造を完全マスター

多くの初心者の方が「猫の足が不自然になってしまう」と悩むのは、人間と関節の曲がる向きを混同しているからです。猫の足は、人間でいう「手首」や「足首」の位置が非常に高いところにあります。

特に重要なのが、前足と後ろ足で関節が「くの字」に曲がる方向が逆であるという事実です。ここを間違えると、たちまち不気味な生き物になってしまいます。

 

前足の構造:肘は後ろに曲がる

前足の付け根から下へ向かうと、最初の大きな関節(肘)があります。この肘は後ろ側に向かって曲がります。人間が腕を前に出した時の肘の向きと同じですが、猫の場合は体毛に覆われているため、立っている状態では肘が体に近い位置に隠れて見えにくいことが多いです。

手首に見える部分は、実際には人間と同じ手首の関節ですが、猫は常に指先だけで立っているため、地面から少し浮いた位置にあります。

 

後ろ足の構造:膝は前に、かかとは後ろに

後ろ足はさらに複雑です。腰から出た太ももにある「膝」は、前(頭側)に向かって曲がります。そして、その下にある「かかと」に見える関節は、後ろに向かって大きく突き出すように曲がります

この「膝が前、かかとが後ろ」というジグザグの構造があるからこそ、猫は瞬発的にジャンプしたり、音もなく忍び寄ったりすることができるのです。足を描くときは、常にこの稲妻のような骨格ラインを意識して肉付けを行ってください。

 

猫のポーズ別描き方ガイド|座り・歩き・伸び・液体化

最大の難所!猫の「前足・後ろ足」の関節構造を完全マスター

基本の構造を理解したら、次は動きのあるポーズに挑戦しましょう。猫は状況によってその形状を劇的に変化させます。

 

エレガントな「座りポーズ」

猫が座っているとき、後ろ足はコンパクトに折りたたまれています。このとき、後ろ足の「足の裏全体」が地面に接していることに注目しましょう。前足は垂直に立ち、胸の円から真っ直ぐ下りるラインになります。

尻尾は体に巻き付けたり、足元に添えたりすることで、画面全体のバランス(構図)を整える役割も果たしてくれます。尻尾の動き一つで、猫の感情を表現できることを忘れないでください。

 

しなやかな「歩きポーズ」

猫の歩き方は「側対歩(そくたいほ)」に近い独特なリズムを持っています。歩いているとき、前足と後ろ足が互い違いに動く様子を意識しましょう。

前足を一歩踏み出したとき、反対側の後ろ足も動き出します。このとき、地面を蹴っている足の筋肉の緊張と、浮いている足の脱力感を描き分けると、非常に説得力のあるイラストになります。背骨のラインは、足の動きに合わせて左右にわずかにくねらせるのがコツです。

 

全身を最大限に使う「伸びポーズ」

猫が気持ちよさそうに伸びをしているときは、前足を限界まで前に突き出し、お尻を高く突き上げます。このポーズでは、普段隠れている肩甲骨の動きや背骨のしなりが顕著に現れます。

前足の指先はしっかりと開き、爪が少し覗くような描写を加えると、力強さが伝わります。逆に、後ろ足を引きずるように伸ばすポーズでは、全身の長さが強調され、猫の柔軟性が最も際立つ瞬間となります。

 

猫らしさを倍増させる毛並み・質感・模様の表現テクニック

猫らしさを倍増させる毛並み・質感・模様の表現テクニック

形が描けたら、仕上げは「毛」の表現です。猫のふわふわとした質感は、単に線をたくさん引くのではなく、「毛の流れ(毛流)」を意識することで表現できます。

毛の流れは、基本的に鼻先から耳、首、背中を通って尻尾の先へと向かっています。この流れに沿って、短いストロークを重ねていきましょう。

 

質感を描き分けるポイント

  • 柔らかな部分: お腹や頬の周りは、線を細く、密度を高くして「もふもふ感」を出します。

  • 硬い・張っている部分: 背中や足の筋肉の上は、毛を寝かせるように描き、光の反射(ハイライト)を意識します。

  • 境界線の処理: 輪郭線を全て繋がった一本の線で描くのではなく、所々を毛の束で途切らせることで、空気を含んだような柔らかさが生まれます。

 

模様(柄)を乗せるときの注意点

トラ柄(タビー)や三毛、ハチワレなどの模様を描くときは、平面的な「図形」として貼り付けるのではなく、体の立体感に沿って模様を歪ませることが重要です。

例えば、お腹が膨らんでいる部分では模様の幅を広げ、関節の曲がり角では模様を縮めます。このように、模様を「ガイド」として利用することで、逆に猫の体の立体感を強調することができるのです。

 

リアル系vsデフォルメ系|目的別の描き分けポイント

リアル系vsデフォルメ系|目的別の描き分けポイント

猫の描き方には、大きく分けて「本物そっくりに描くリアル系」と「可愛さを強調するデフォルメ系」があります。どちらを目指すにしても、基礎となる構造は同じですが、強調するポイントが異なります。

以下の表で、それぞれの特徴を整理しました。

 

項目 リアル系のポイント デフォルメ系(キャラ系)のポイント
顔の輪郭 骨格や筋肉の凹凸を意識する 丸や楕円をベースに滑らかにする
目の表現 虹彩や瞳孔、湿り気を描き込む 目を大きくし、輝きを強調する
耳のサイズ 実際よりやや大きめに描くとリアル 小さめに描くと「子猫感」が出る
鼻と口 鼻筋(マズル)の長さを正しくとる 鼻と口を極端に小さく、中央に寄せる
体の比率 3〜4頭身程度(成猫) 2頭身〜2.5頭身に圧縮する

 

デフォルメをする場合でも、関節の曲がる向きだけは守るようにしてください。構造さえ正しければ、どんなにシンプルに省略しても、読者はそれを「猫」として認識し、安心感を持って見ることができます。

 

よくある質問(FAQ)

よくある質問(FAQ)

Q:どうしても犬のような顔になってしまいます。何が原因でしょうか?

A:最大の原因は「マズル(鼻先)の長さ」と「目の形」です。犬は鼻先が前に突き出していますが、猫は正面から見ると非常に平面的です。鼻を小さく描き、鼻から口までの距離を極限まで短くしてみてください。また、目を横長のアーモンド型にし、目と目の間隔を広げることで、一気に猫らしい表情に変わります。

 

Q:猫の「肘」と「膝」の位置が覚えられません。簡単に覚える方法は?

A:自分の体と比較して考えると混乱するため、「前足は後ろに折れ、後ろ足は前に折れる」と呪文のように覚えてしまいましょう。横から見たときに、前後の足が内側に閉じようとする(アルファベットの「M」のような形)をイメージすると、間違いが少なくなります。

 

Q:毛並みを細かく描くと、絵が重くなってしまいます。

A:全ての毛を描こうとする必要はありません。影になる部分や、体の輪郭が折れ曲がる部分(肩、肘、かかと、首筋など)にだけ、数本の毛束を描き加えるだけで十分「毛が生えている」ように見えます。ハイライト(光が当たる部分)は、あえて線を引かずに「白く残す」勇気を持つと、透明感のある綺麗な毛並みになります。

 

Q:子猫と成猫を描き分けるコツはありますか?

A:子猫を描くときは、成猫よりも「目を大きく」「耳を離して」「全体を丸く」描くのが鉄則です。また、手足の関節をあえて少し太めに、短めに描くことで、子猫特有のたどたどしさが表現できます。逆に成猫は、顔をシュッとさせ、手足をスラリと長く描くと、大人らしいエレガントさが出ます。

 

Q:デジタルで描くとき、おすすめのブラシはありますか?

A:基本は、筆圧で太さが変わる「Gペン」や「鉛筆」系のブラシでアタリと主線を描きます。仕上げの毛並みには、かすれのある「水彩ブラシ」や、複数の線が一度に引ける「髪の毛ブラシ」をカスタムして使うと効率的です。しかし、まずは標準のブラシ一本で、構造を正確に捉える練習をすることをお勧めします。

 

まとめ

  • 猫の体は「3つの円(頭・胸・腰)」で捉え、しなやかなS字の背骨で繋ぐ。

  • 顔のパーツは、横長の楕円の中に「目は離して」「鼻口は小さく」配置する。

  • 足の関節は「前足は後ろへ、後ろ足は前へ」曲がる逆転構造を徹底する。

  • 接地は「つま先立ち」であり、高い位置にある「かかと」を意識して描く。

  • 毛並みは全てを描き込まず、毛の流れに沿ったポイント描写で質感を出す。

 

猫を描くという行為は、観察から始まります。写真を見るだけでなく、実際に猫がどう動くのか、どこに骨を感じるのかを意識しながら描いてみてください。最初は上手くいかなくても、「骨格のルール」という地図があれば、必ず納得のいく一匹を描き上げることができます。

本記事で紹介したアタリの取り方や関節の法則を、まずは一度、真っ白な紙に写してみてください。その一本の線が、あなたの理想の猫へと繋がる第一歩になります。コツコツと練習を積み重ね、あなただけの魅力的な猫を描き出せるようになることを応援しています。